DELF B2対策と勉強法①【口頭 Production Orale編】

フランス語
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こんにちは、YUIです。

 

口頭試験が大の苦手ですが、当日のB2の試験は成功しました。
ぶっちゃけ、型を覚えれば、怖いものなしです!

 

  • 口頭試験と言っても何から始めたらいいかわからない
  • 自分で考えて話を組み立てるが苦手…
  • 色々なお題を練習するための問題集はある??

 

今回はこの疑問に答えていきます。

 

当日の口頭試験の雰囲気や内容を知るために、
こちらの受験記もあわせて読むと口頭試験の全体像が把握しやすいのでおすすめです。

1. 構造を理解する

 

「構造と言われても難しそうだな…」

 

と思うかもしれません。でも安心してください。
そんなに難しいことではないのです。

 

構造を理解できれば、試験で話すときに圧倒的に話すのが楽になります。
全体の型、構造をわかりやすく説明します。

 

導入→問題提起→発展→経験→結論

というように議論を展開していきます。

これを理解できた方は、フランス語で型を完全再現した記事をご覧ください。
暗記するだけで本番に使えるようになっています。

その①:導入

 

導入部分では、お題である記事の要約は必須です。

まず、記事の日付やタイトルは最低限いいましょう。

記事の全てを要約することが求められているわけではないことに注意です。

その後の問題提起に結びつきそうな内容を抜粋し、自分の言葉に言い換えることが大事です。

 

その②:問題提起

 

導入部分を踏まえて、問題を提示します。

ここで大切なことは、必ず自分の発表の全体像を試験官に伝えることです。

例えば、

「最初にメリットをはなし、次にデメリットを話します。最後に結論を言います。」

というような感じです。

 

その③:発展

 

この発展のパートは大きく2つのパートに分かれます。

特に多いのは、メリットとデメリットを述べると言うものです。

これが一番経験や結論につなげやすいと思います。

自分の意見の後には一般的に考えられることも付け足しましょう。

そうすることで、中立な立場を取れます。

その④:経験

 

ぶっちゃけ作り話で大丈夫です。もちろん本当の話をしてもokです。

作り話というのは、例えば、

「〇〇という番組を見たが、そこでは〜といわれていた」

 

などです。

自分の結論と結びつけやすい経験であれば問題ありません。

その⑤:結論

 

ここでは、すべての発表を踏まえた結論を言います。

「私の個人的な経験を考えると、〇〇であると結論づけることができる。」

というような感じです。

Problématique によっては、結論を断定的な言い方でできない場合があります。

その場合は中立な立場で結論づけたほうが良いです◎

 

ここまで理解された方で、フランス語での暗記できる型を覚えたいという型向けの記事を作りました。

 

2. 使える表現の紹介

 

口頭表現では、débatに移ったときにも、様々な表現を使いこなせると得点アップにつながります。

そこで便利な表現を紹介していきます。
できるだけバリエーションを増やしていきましょう。

その①:自分の意見をいうときに使う表現

  1. À mon avis, …
  2. Je pense/crois/trouve que…
  3. J’ai l’impression que
  4. Selon moi, …
  5. Il me semble que
  6. D’après moi, …

 

これは討論にうつった際にも使えます。

「あなたはどう思う?」

 

と試験管が聞いてきます。
その時はこの中のどれかを使ってから意見を表明しましょう。

その②:一般的な視点から見た意見を言いたいときに使う表現

  1. Il est vrai que…
  2. Il est clair que…
  3. Il est évident que …
  4. On sait bien que…
  5. Comme chacun sait…

これも討論の時に便利な表現です。

試験管が、自分と反対意見を言ってきた時に使えます。
「確かにそうですが、私はこうだと思います」というような感じです。

その③:何か付け加えたいときに使う表現

  1. De plus
  2. En plus
  3. De même
  4. Par ailleurs

 

この表現は何個覚えていても損しません。
何か付け加えて説明したい時がかなり出てきます。

最後に:できるだけ多くの問題に取り組む

 

型を覚えられたら、なるべく多くの問題に触れることをおすすめします。
試験当日に問題提起に対するアイデアが全く出てこないという危険を避けるためです。


この問題集の口頭表現は社会問題の中でもバラエティ豊富で、アイデアを考えるのに最適です。
ABC DELFという問題集で基本的にまかなえると思いますが、「もう少しやりたい」という方に向いています。

 

社会的なお題を扱うので、環境や教育、SNSの活用についてなどで重要だと思う単語は,その都度覚えたほうがいいです。他にも特に優れた問題集3冊を紹介しているので、参考にしてみてください。

 

口頭試験では、常に一貫性を求められます。
発表内容と討論が食い違うことがないように注意してください。
自分の言いたい結論を先に考えると、話の脱線を防ぐことができますので実践してみてください。

以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございます😊

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